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「くらべる地図」は、国や都道府県の形状を地図上にドラッグ配置して、面積を比較できるインタラクティブツールです。 最大5つの形状を同時に配置でき、実際のサイズ感を視覚的に比較できます。
特筆すべき機能は「メルカトル補正」です。通常の世界地図(メルカトル図法)では、 高緯度の地域ほど実際より大きく表示されてしまいます。このツールでは、形状を異なる緯度にドラッグすると、 自動的にメルカトル図法の歪みを補正して表示します。
メルカトル図法は1569年にフランドルの地理学者ゲラルドゥス・メルカトルが考案した地図投影法です。 角度を正確に保つため航海に適していますが、極地方ほど面積が実際より大きく引き伸ばされるという欠点があります。
例えば、グリーンランドはメルカトル図法ではアフリカ大陸と同程度に見えますが、 実際のアフリカ大陸の面積はグリーンランドの約14倍もあります。 同様に、日本列島をヨーロッパの緯度に移動させると、意外なほど大きいことがわかります。
このツールでは、形状を異なる緯度に移動すると cos(移動先緯度) / cos(元の緯度) の 比率で自動的にスケーリングを行い、メルカトル図法の歪みを補正します。 これにより、どの緯度でも実際の面積比率に近い表示になります。
このコンテンツで使用しているデータは、以下に基づいています:
Q. スマートフォンでも使えますか?
はい、スマートフォンやタブレットでも利用できます。モバイルでは地図が全画面表示になり、下部のボトムシートから形状の追加や比較結果を確認できます。
Q. 最大いくつまで配置できますか?
同時に最大5つの形状を配置できます。パフォーマンスを維持するための制限です。不要な形状を削除すれば新しい形状を追加できます。
Q. 面積の数値はどのように計算されていますか?
面積は各国・都道府県のカタログ値(公称面積)を基に、メルカトル補正を適用して表示しています。ドラッグで緯度を変えると、補正後の面積も変化します。
Q. 地図データの出典は?
国境界データはNatural Earth(パブリックドメイン)の110mデータを使用しています。都道府県境界は国土数値情報(国土交通省)の行政区域データを加工して作成しています。
1569年にフランドルの地理学者メルカトルが考案した地図投影法。角度を正確に保つが、高緯度ほど面積が拡大される欠点がある。Web地図の標準投影法。
球体の地球表面を平面の地図に変換する方法。面積・角度・距離のすべてを同時に正確に表現することは不可能で、用途に応じた投影法が選択される。
世界の国境・海岸線・地形データを無料で提供するパブリックドメインのGISデータセット。110m・50m・10mの3段階の解像度で提供される。
国土交通省が整備・公開する国土に関するGISデータ。行政区域、交通、土地利用など多様なデータセットが無料で利用可能。
教育現場での活用アイデアをまとめました。
国の形状を地図上でドラッグし、メルカトル図法の面積歪みを体験的に理解する地理学習。
進め方:
議論テーマ例:
都道府県の面積を比較し、発見したことをプレゼンテーションにまとめる探究学習。
進め方:
議論テーマ例: