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農地の区画(筆ポリゴン)と登記所備付地図データ(筆界・地番)を重ねて比較
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「筆ポリゴン」(農林水産省が衛星画像等から整備した農地の区画情報)と、「登記所備付地図データ」 (法務省が公開する登記上の筆界・地番の図面)は、しばしば混同されますがまったく別のデータです。 本ツールは両者を同じ地図の上に重ねて表示し、実際にどれだけ一致・不一致があるかを確認できます。
また、登記筆界データは市区町村によって「公共座標系」(現実の地図に正しく重なる)と「任意座標系」 (位置がずれる古い図面)の割合が大きく異なります。地点情報には市区町村ごとの地籍調査進捗率も表示し、そのエリアの登記筆界データがどれだけ信頼できそうかの目安を示します。
実際の境界(筆界)を確定するには、土地家屋調査士による筆界確認・登記が必要です。本ツールは地図上の概略比較・学習目的の参考表示です。
各データは公開情報で、登記・公的証明の機能はありません(経験則・要検証:座標系による表示可否の判定はデータ提供元の仕様に基づく簡易的なものです)。
Q. 「筆ポリゴン」と「登記の筆(筆界)」は何が違いますか?
筆ポリゴンは農林水産省が耕地面積調査等のために衛星画像等をもとに整備した「農地の区画情報」で、法的な境界を示すものではありません。一方、登記所備付地図データ(法務省)は登記上の「筆」の筆界・地番を示す図面ですが、これも図面自体に証明力(法的な境界の確定効力)はありません。両者は作成目的・作成方法が異なる別々のデータのため、境界線が完全には一致しないことがあります。
Q. この地図の境界線を法的な証拠として使えますか?
使えません。筆ポリゴン・登記所備付地図データのいずれも、法的な境界(筆界)を確定する証明力を持ちません。実際の境界を確定するには、土地家屋調査士による筆界確認や、法務局での地積測量図の確認が必要です。本ツールは概略の把握・学習目的の参考表示です。
Q. 登記筆界のデータが表示されない地点があるのはなぜですか?
登記所備付地図データには「公共座標系」(現実の地図に正しく重なる)と「任意座標系」(古い公図由来で位置がずれる)があり、本ツールは位置がずれる任意座標系のデータを表示していません。任意座標系の割合が高い市区町村ほど、表示される筆界が少なくなります。目安として、市区町村ごとの地籍調査進捗率を地点情報に表示しています。
Q. 精度区分(甲一・乙三など)とは何ですか?
地籍調査の測量精度を表す公式区分(国土調査法施行令)です。甲一が最も精度が高く(位置誤差2cm)、乙三に向かって精度が下がります(乙三は位置誤差100cm)。甲は都市部、乙は農地・山林部に多く割り当てられる傾向があります。
Q. 筆ポリゴンのデータはどれくらい新しいですか?
筆ポリゴンは年1回、農林水産省が更新しており、本ツールは最新の令和8年度(2026年度)公開版を表示しています。各区画には整備年度・前回更新年度の情報が付与されています。
農林水産省が衛星画像等から整備した農地の区画情報。耕地面積調査の母集団として利用され、法的な境界とは無関係。
登記された土地の1筆(1区画)ごとの境界線。公的な確定には土地家屋調査士による筆界確認・登記手続きが必要。
法務省が公開する、登記所に備え付けられた地図(14条1項地図・地図に準ずる図面)のデジタルデータ。地図表示専用で証明力はない。
公共座標系(平面直角座標系)は現実の測地系に対応した座標系で地図に正しく重なる。任意座標系は独自の基準で作られた古い図面に多く、現実の地図とは位置がずれる。
国が推進する、土地一筆ごとの所有者・地番・地目・境界・面積を調査・測量する事業。完了地域ほど登記所備付地図データが公共座標系・高精度になりやすい。