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「80万年タイムマシン」は、南極の氷床コア(EPICA、ボストーク) から得られた過去80万年分の気候データを インタラクティブに可視化するコンテンツです。
CO2濃度、気温偏差、海面変動の3つのチャートが 同期して動き、氷河期と間氷期のサイクルを体感できます。 現在のCO2濃度が過去80万年で前例のないレベルに あることを直感的に理解できます。
Q. 氷床コアとは何ですか?
南極やグリーンランドの氷床から円柱状に掘り出された氷のサンプルです。積もった雪が圧縮されてできた氷には当時の大気が気泡として閉じ込められており、過去数十万年の気候情報を記録しています。
Q. 現在のCO2濃度は過去と比べてどのくらい高いですか?
現在のCO2濃度は約420ppmで、過去80万年の自然変動幅(180〜280ppm)を大きく超えています。産業革命以降、人間活動により急速に上昇しており、地球史上前例のないスピードです。
Q. 氷河期と間氷期はなぜ繰り返すのですか?
地球の公転軌道の離心率・地軸の傾き・歳差運動の3つの要因(ミランコビッチ・サイクル)により、地球に届く太陽放射量が変動するためです。約10万年周期で氷河期と間氷期が交互に訪れます。
Q. データはどの研究機関のものですか?
EPICA(European Project for Ice Coring in Antarctica)のDome Cコアと、ロシアのVostok基地のコアデータを使用しています。いずれも国際的に公開された高品質な気候データです。
氷床から円柱状に掘り出した氷のサンプル。閉じ込められた気泡からCO2濃度、酸素同位体比から気温を復元できる。最も古い記録は約80万年前に遡る。
European Project for Ice Coring in Antarctica。ヨーロッパ主導の南極氷床コア掘削プロジェクト。Dome Cコアから約80万年分の気候記録を復元した。
地球の公転軌道の離心率・地軸の傾き・歳差運動の3要因による太陽放射量の周期的変動。氷河期と間氷期のサイクルを駆動する主要因とされる。
Parts Per Million(100万分の1)。大気中のCO2濃度の単位。現在は約420ppm、過去80万年の自然変動幅は180〜280ppmだった。
氷河期と氷河期の間の温暖な時期。現在は約1.2万年前に始まった完新世の間氷期にあたる。間氷期のCO2濃度は通常260〜280ppm程度。
教育現場での活用アイデアをまとめました。
氷床コアデータからCO2濃度と気温の関係を分析し、現在の温暖化を地球史の文脈で理解する活動。
進め方:
議論テーマ例:
氷河期の環境条件(海面-130m・CO2 180ppm)をもとに、当時の世界の姿をイメージして地図に描く活動。
進め方:
議論テーマ例: