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地図クリックで「この場所の近くを通った台風」を1951年以降の全台風から逆引き(サーバ不要)
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「あなたの街と台風マップ」は、1951年から現在までの全台風(約1,954個)の経路データから、 地図上のどこでも「その場所の半径50〜200km以内を通過した台風」を一発で逆引きできるツールです。 通過した台風の一覧・最接近距離・そのときの中心気圧、月別の傾向、過去最強の台風がすぐに分かります。
既存の台風データベースの多くは「年や台風を選んで経路を見る」方式ですが、 このツールは「場所」から探せるのが特徴です。 引っ越し先の台風リスク感覚をつかむ、防災意識を高める、自由研究のデータ分析などにどうぞ。
各都道府県の県庁所在地から半径100km以内を台風の中心が通過した回数を、1951年からの全1,954個について集計しました。 1位の那覇は96個(年平均1.3個)で、 東京(58個)の約1.7倍。 「台風銀座」と呼ばれる沖縄〜九州南部・四国太平洋側が上位を占めます。
| 順位 | 都道府県(県庁所在地) | 通過数 | 年平均 | 最接近時にもっとも強かった台風 |
|---|---|---|---|---|
| 🥇 | 沖縄県(那覇) | 96個 | 1.3 | 2016年18号(Chaba) 905hPa |
| 🥈 | 鹿児島県(鹿児島) | 78個 | 1.0 | 1999年18号(Bart) 935hPa |
| 🥉 | 宮崎県(宮崎) | 74個 | 1.0 | 1993年13号(Yancy) 940hPa |
| 4 | 熊本県(熊本) | 72個 | 0.9 | 1991年19号(Mireille) 942hPa |
| 5 | 高知県(高知) | 66個 | 0.9 | 1961年18号(Nancy) 925hPa |
| 6 | 大分県(大分) | 65個 | 0.9 | 1999年18号(Bart) 950hPa |
| 7 | 和歌山県(和歌山) | 65個 | 0.9 | 1961年18号(Nancy) 932hPa |
| 8 | 静岡県(静岡) | 65個 | 0.9 | 2017年21号(Lan) 950hPa |
| 9 | 徳島県(徳島) | 64個 | 0.8 | 1961年18号(Nancy) 930hPa |
| 10 | 奈良県(奈良) | 63個 | 0.8 | 1961年18号(Nancy) 935hPa |
| 11 | 香川県(高松) | 62個 | 0.8 | 1961年18号(Nancy) 930hPa |
| 12 | 長崎県(長崎) | 62個 | 0.8 | 1991年19号(Mireille) 940hPa |
| 13 | 三重県(津) | 61個 | 0.8 | 1959年15号(Vera) 940hPa |
| 14 | 愛知県(名古屋) | 61個 | 0.8 | 1959年15号(Vera) 944hPa |
| 15 | 大阪府(大阪) | 61個 | 0.8 | 1961年18号(Nancy) 935hPa |
| 16 | 千葉県(千葉) | 61個 | 0.8 | 2013年26号(Wipha) 957hPa |
| 17 | 佐賀県(佐賀) | 60個 | 0.8 | 1991年19号(Mireille) 942hPa |
| 18 | 滋賀県(大津) | 60個 | 0.8 | 1961年18号(Nancy) 938hPa |
| 19 | 岐阜県(岐阜) | 59個 | 0.8 | 1961年18号(Nancy) 940hPa |
| 20 | 埼玉県(さいたま) | 59個 | 0.8 | 2019年15号(Faxai) 960hPa |
| 21 | 東京都(東京) | 58個 | 0.8 | 2019年15号(Faxai) 960hPa |
| 22 | 京都府(京都) | 57個 | 0.8 | 1961年18号(Nancy) 938hPa |
| 23 | 兵庫県(神戸) | 57個 | 0.8 | 1961年18号(Nancy) 935hPa |
| 24 | 山口県(山口) | 57個 | 0.8 | 1991年19号(Mireille) 945hPa |
| 25 | 福岡県(福岡) | 57個 | 0.8 | 2004年18号(Songda) 945hPa |
| 26 | 岡山県(岡山) | 54個 | 0.7 | 1961年18号(Nancy) 932hPa |
| 27 | 神奈川県(横浜) | 54個 | 0.7 | 2000年3号(Kirogi) 958hPa |
| 28 | 茨城県(水戸) | 54個 | 0.7 | 1958年21号(Helen) 962hPa |
| 29 | 愛媛県(松山) | 53個 | 0.7 | 1964年20号(Wilda) 958hPa |
| 30 | 山梨県(甲府) | 50個 | 0.7 | 2004年22号(Ma-On) 950hPa |
| 31 | 栃木県(宇都宮) | 47個 | 0.6 | 1958年21号(Helen) 962hPa |
| 32 | 福井県(福井) | 45個 | 0.6 | 1961年18号(Nancy) 944hPa |
| 33 | 広島県(広島) | 44個 | 0.6 | 1991年19号(Mireille) 945hPa |
| 34 | 島根県(松江) | 44個 | 0.6 | 1991年19号(Mireille) 947hPa |
| 35 | 群馬県(前橋) | 41個 | 0.5 | 2017年21号(Lan) 960hPa |
| 36 | 福島県(福島) | 40個 | 0.5 | 1981年15号(Thad) 964hPa |
| 37 | 宮城県(仙台) | 40個 | 0.5 | 1981年15号(Thad) 964hPa |
| 38 | 鳥取県(鳥取) | 38個 | 0.5 | 1965年23号(Shirley) 955hPa |
| 39 | 石川県(金沢) | 38個 | 0.5 | 1961年18号(Nancy) 944hPa |
| 40 | 富山県(富山) | 37個 | 0.5 | 1961年18号(Nancy) 944hPa |
| 41 | 山形県(山形) | 34個 | 0.5 | 1981年15号(Thad) 964hPa |
| 42 | 長野県(長野) | 32個 | 0.4 | 1959年15号(Vera) 952hPa |
| 43 | 岩手県(盛岡) | 31個 | 0.4 | 1981年15号(Thad) 964hPa |
| 44 | 秋田県(秋田) | 27個 | 0.4 | 1981年15号(Thad) 964hPa |
| 45 | 新潟県(新潟) | 26個 | 0.3 | 1959年15号(Vera) 961hPa |
| 46 | 青森県(青森) | 23個 | 0.3 | 1981年15号(Thad) 964hPa |
| 47 | 北海道(札幌) | 14個 | 0.2 | 1954年15号(Marie) 957hPa |
※台風の中心がTS(トロピカルストーム)以上の強度で100km圏内に入った数。暴風域の広がりは考慮していないため、実際の被害域とは異なります。
伊勢湾台風から令和元年東日本台風まで、日本の災害史に名を残す台風の経路をこのツールで表示できます。 各カードの「経路を見る」を押すと、上の地図にその台風の実際の経路がハイライト表示されます。
1961年 台風18号(Nancy)
伊勢湾台風と同級の勢力で大阪湾に高潮をもたらしたが、予報と避難の進歩で犠牲者は大きく減り「防災が効いた台風」とも呼ばれる。
経路を見る →※「最低hPa」は経路データ中の最低中心気圧(上陸時の気圧とは異なります)。被害の詳細は気象庁「災害をもたらした気象事例」を参照してください。
1951年からの集計では、台風の発生数はおおむね年20〜30個の範囲で増減しており、「数が増え続けている」という傾向は見られません。 強さや経路の長期変化は現在も研究途上のテーマです。
| 年代 | 発生数 / 年 | 日本接近 / 年 ※ |
|---|---|---|
| 1950年代(9年分) | 24.3個 | 7.2個 |
| 1960年代 | 29.6個 | 7.7個 |
| 1970年代 | 26.7個 | 6.6個 |
| 1980年代 | 27.0個 | 6.1個 |
| 1990年代 | 26.8個 | 6.9個 |
| 2000年代 | 23.9個 | 6.4個 |
| 2010年代 | 25.2個 | 7.8個 |
| 2020年代(7年分) | 20.4個 | 5.7個 |
※「日本接近」は本サイト独自の集計で、台風の中心(TS以上)が全国47県庁所在地のいずれかから300km以内に入った数。 気象庁の「接近数」(気象官署基準)とは定義が異なります。
接近は7〜9月に全体の約76%が集中し、ピークは8月。 ただし沖縄など南西諸島は6月から、本州は10月の「秋台風」まで、地域によって警戒時期が異なります。 地図で自分の街をクリックすると、その地点の月別傾向が確認できます。
Q. 台風シーズンはいつからいつまで?
台風の発生自体は一年中ありますが、日本への接近は7月〜10月に集中し、ピークは8月です。本サイトの74年分の集計でも、日本接近(全国の県庁所在地300km以内)の約75%が7〜9月に集中しています。沖縄・南西諸島は本州より早い時期から接近が増えるのも特徴です。
Q. 台風の「上陸」と「接近」の違いは?
気象庁の定義では、「上陸」は台風の中心が北海道・本州・四国・九州の海岸線に達すること、「接近」は台風の中心が対象地域から300km以内に入ることです。沖縄や離島は地理的な理由から「上陸」とは呼ばず「通過」と表現されます。本ツールの「通過」は独自定義で、台風の中心が指定した半径の円内に入ったことを指します。
Q. 台風の「強い」「非常に強い」「猛烈な」の基準は?
気象庁は最大風速で勢力を区分しています。「強い」は33m/s以上、「非常に強い」は44m/s以上、「猛烈な」は54m/s以上です。国際分類のTS(トロピカルストーム)・STS・TY(タイフーン)は風速の基準が異なる別の区分で、本ツールの強度欄は国際分類で表示しています。
Q. 中心気圧(hPa)はどう読めばいい?
中心気圧が低いほど勢力の強い台風の目安になります。おおまかには、980hPa前後で「並み」、950hPa以下になると非常に強い勢力、920hPa以下は歴史的な強さです。観測史上世界で最も低かったのは1979年台風20号(Tip)の870hPaで、本ツールのデータにも収録されています。
Q. 台風の名前はどうやって決まる?
北西太平洋の台風には、日本を含む14の国と地域があらかじめ用意した140個の「アジア名」が発生順に繰り返し付けられます。日本が提案した名前は「コイヌ」「ヤギ」など星座に由来します。甚大な被害を出した台風の名前は引退し、別の名前に置き換えられます。また気象庁は、顕著な災害を起こした台風に「令和元年東日本台風」のような日本語の名称を定めることがあります。
Q. 台風は昔より増えている?
本サイトの74年分の集計では、年間発生数はおおむね20〜30個の範囲で増減しており、明瞭な増加傾向は見られません(年代別データ参照)。一方、地球温暖化に伴う「強い台風の割合の変化」や「経路・速度の変化」は現在も研究が進められているテーマです。最新の知見は気象庁の発表を確認してください。
Q. 自分の街に台風が来やすいか調べるには?
このページの地図であなたの街をクリックすると、1951年以降にその場所の半径50〜200km以内を通過した台風の数・一覧・経路がすぐに表示されます。都道府県別の比較は本ページの「台風が多い県ランキング」も参考にしてください。1位は沖縄県(那覇)で、74年間に96個が100km圏内を通過しています。
Q. 表示される台風の位置や数は正確?
気象庁ベストトラック(事後解析された確定値)を使用していますが、位置データは3〜6時間間隔のため、本ツールでは1時間間隔に線形補間して判定しています。「通過」は台風の中心位置が円内に入ったことを意味し、暴風域・強風域の広がりは考慮していません。実際の被害範囲は中心からの距離だけでは決まらない点にご注意ください。
台風の事後解析で確定した「公式の経路・強度データ」。速報値と異なり、すべての観測を使って再解析される。北西太平洋ではRSMC東京(気象庁)が作成し、1951年以降の全台風分が公開されている。
台風の中心の気圧(単位はヘクトパスカル, hPa)。周囲より低いほど空気を強く吸い込み、風が強くなるため、台風の勢力の代表的な指標になる。
気象庁の用語では、上陸=中心が北海道・本州・四国・九州の海岸に達すること、接近=中心が300km以内に入ること、通過=小さい島や半島を中心が横切って短時間で海に出ること(沖縄はこちら)。
北西太平洋の台風に付けられる国際的な名前。14の国・地域が提案した140個を発生順に循環使用する。日本提案の名前は星座由来(コイヌ、ヤギ、ウサギなど)。
台風の通り道になりやすい地域を指す俗称。沖縄から九州南部・四国の太平洋側にかけてが代表で、本サイトの集計でも那覇・鹿児島・宮崎・熊本・高知が通過数の上位を占める。
台風(熱帯低気圧)が北上して構造が変わり、温帯低気圧になること。「台風が消えた」わけではなく、広い範囲で強風や大雨をもたらすことがあるため警戒が必要。
台風経路は気象庁(RSMC東京)ベストトラックを使用しています。 ベースマップは地理院タイルです。
教育現場での活用アイデアをまとめました。
都道府県別の通過台風数を比較し、台風の通り道と地理(緯度・海流・太平洋高気圧)の関係を考える社会科・理科の授業。
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議論テーマ例:
伊勢湾台風や令和元年東日本台風などの経路を表示し、被害の特徴と防災制度の進化(災害対策基本法・特別警報)を学ぶ防災教育。
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