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戦国大名32家の勢力圏を633郡単位で可視化。1467年から1600年まで8時点を比較
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桶狭間→本能寺→関ヶ原の領地変化を見よう
武将をクリック
各武将の勢力圏や参考石高を確認しよう
勢力の変遷を再生
アニメーションで戦国時代を早送りしよう
「戦国武将領地マップ」は、戦国時代の主要大名32家の勢力圏を、 令制国73国・633郡の単位で近似して可視化するツールです。1467年(応仁の乱)から1600年(関ヶ原の戦い後)まで8つの時点を切り替え、 約130年間の勢力変遷を比較できます。
各郡は、その時点で優勢だった大名家・陣営のテーマカラーで塗り分けられます。 郡をクリックすると大名情報と勢力圏を確認でき、係争地は斜線で表示されます。 国境・国名表示、合戦マーカー、前時点から変化した郡の強調、 幕末期石高による規模比較も切り替えられます。
群雄割拠の最盛期。織田信長はまだ尾張一国の小大名で、 桶狭間の奇襲で今川義元を討ったばかり。武田信玄は甲斐・信濃を固め、 上杉謙信は越後から関東へ遠征を繰り返していました。 中国地方では毛利元就が勢力拡大中、九州では大友・島津・龍造寺の 三強が覇を競い、四国では長宗我部元親が土佐統一を目指していました。
織田信長が中部・近畿をほぼ制圧し、天下統一目前の状態。 武田氏は同年3月に滅亡、朝倉・浅井は1573年に滅亡済み。 羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)は中国攻めの最中で毛利氏と対峙、 柴田勝家は北陸を、明智光秀は丹波・近江を治めていました。 しかし6月2日、明智光秀の謀反により信長は本能寺で倒れ、 歴史は大きく動くことになります。
徳川家康率いる東軍が勝利し、西軍諸大名の改易・減封と領地再編が進む時点です。 画面ではこの3時点に加え、1467年・1550年・1570年・1575年・1590年も選択でき、 守護大名から戦国大名、全国政権へ移る過程を連続して追えます。
Q. なぜ都道府県ではなく郡単位で表示しているの?
以前は現代の47都道府県で近似していましたが、実際には1つの都道府県に複数の大名や国人領主が入り組んで勢力を持っていたケースが多く、都道府県単位では実態を大きく取りこぼしてしまいます。本ツールでは令制国73国・郡633郡というより細かい単位で近似することで、当時の勢力図の実態に近づけています。
Q. 地図の境界はどのくらい正確?
郡・国の境界線は、2015年時点の「農業集落境界データ」をもとに、幕末期の村の所属を集落単位で近似的に復元したものです。そのため郡・国の輪郭は戦国時代当時の正確な境界そのものではなく、現代の集落境界による近似である点にご注意ください。
Q. 勢力圏の参考石高とは何?
石高は田畑の生産力を米の収穫量に換算した数値です。本ツールでは幕末期の推計値を郡単位で集計し、各勢力へ単独で割り当てた郡の合計を「参考石高」として表示しています。戦国期の実石高や大名家の直轄石高ではなく、勢力圏の規模を比べるための目安です。
Q. 北海道や沖縄が表示されないのはなぜ?
本ツールが使用する原データは本州・四国・九州・佐渡・壱岐・対馬を対象としており、北海道(当時の蝦夷地)と沖縄(当時の琉球王国)は令制国・郡制の対象外だったため収録されていません。
Q. 「国人・その他」(灰色)の地域は何?
複数の小勢力が割拠していたり、主要32家のどの勢力圏へ割り当てるか明確に定められなかったりする郡・国です。こうした地域は中立の「国人・その他」として表示しています。
Q. 斜線で塗られた地域(係争地)は何?
2つ以上の大名が支配を争っていた、または勢力が重複していたと考えられる郡・国です。地図上は主勢力の色に斜線を重ねて表示し、クリックすると係争している大名をすべて確認できます。
Q. データの正確性は?
本ツールは歴史学習を目的とした概略的な勢力図であり、厳密な史料考証に基づくものではありません。実際の支配領域は季節や戦況によって日々変動しており、一つの時点に固定すること自体に限界があります。詳細な研究には専門の歴史文献をご参照ください。
律令制のもとで設置された地方行政区画。68の国に分けられ、戦国時代でも地域の呼び名として使われた(例:尾張、甲斐、越後)。
1560年、織田信長が今川義元を奇襲で破った戦い。兵力で劣る信長が大軍を破り、天下統一への第一歩となった。
1582年6月2日、明智光秀が主君・織田信長を京都の本能寺で襲撃した事件。信長は自害し、天下統一は未完に終わった。
特定の時点における各勢力の支配領域を地図上に色分けして示したもの。時代や情勢によって変動するため、あくまで特定時点の概略を表す。
各地域に土着した武士で、守護大名とは独立した勢力を持つ者。戦国時代には有力大名に従属したり、独自に勢力を維持したりした。
教育現場での活用アイデアをまとめました。
8時点から1467年・1560年・1582年・1600年を選び、約130年間の勢力変化を自分の言葉でまとめる社会科の授業。
進め方:
議論テーマ例:
ツールで大名の情報を調べ、オリジナルの武将カードを作成する歴史学習活動。
進め方:
議論テーマ例:
本ツールが利用する郡・国境界データ「幕末期近世村領域データセット」の公開元。歴史ビッグデータの構築・公開を進める研究センター。
歴史的な文献・古地図をデジタルで閲覧可能。戦国時代の史料も多数所蔵されている。
江戸時代以降の古地図をオンラインで閲覧できるサービス。旧国名と現代地名の対応を確認できる。
戦国武将の経歴・合戦・逸話をまとめた歴史情報サイト。初心者にもわかりやすく解説している。
NHKの小中学生向け歴史学習番組。戦国時代の武将や出来事を動画でわかりやすく紹介している。
本ツールの国・郡境界データは、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)が公開する 『幕末期近世村領域データセット』(本田謙一氏「幕末期近世村領域データ」をもとに作成)を 加工して作成しました。同データセットのライセンスは、クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 4.0 国際(CC BY-SA 4.0)です。
原典データの境界の一部は、農林水産省「農業集落境界データ」(公共データ利用規約 (PDL1.0)に基づき利用)を加工して作成されています。
ベースマップ:国土地理院 淡色地図
本ページで配信する令制国・郡ポリゴンデータ(原典データセットを加工した派生データ)自体も、 CC BY-SA 4.0 のもとで提供します。
大名の版図(勢力図)について:戦国大名の版図を確定的に示すオープンデータは存在しないため、各種歴史文献・研究を出典として、 編集部が郡単位で近似的に割り当てた独自編集データです。直轄領だけでなく、従属・同盟関係を含む 代表的な勢力圏を表しており、1590年・1600年は全国政権の傘下・陣営を大づかみに示します。 勢力が重複・係争していた地域は 複数の大名を重ねて表示(地図上は斜線の重複表示)し、帰属が定まらない地域は 「国人・その他」としています。
※ 地図の境界は2015年時点の農業集落境界データに基づく近似であり、戦国期当時の正確な国境・郡境を 示すものではありません。北海道(蝦夷地)・沖縄(琉球)は原データセットの収録対象外です。 石高は幕末期の推計値に基づく規模の目安であり、戦国期の実勢力とは異なります。 教育・学習目的での参考としてご活用ください。